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【専務の景色】スピードという武器

2018年8月18日(土)

今回の専務の景色は、『スピードという武器』をみんなに使って欲しいという話しだ。

ここで言うスピードとは反応速度。指示や依頼があってから作業を完了するまでの時間。

スピードが相手の期待を上回れば感動、期待通りなら満足、下回れば不満となる。

相手の感動や満足を得るためにスピードは有効な武器になる。

 

この武器は、だれもが持っている。

天性の才能でもなく、特別な修練によって得るものでもない。

ただ使う人と使わない人がいるだけだ。

 

この武器を使う時、大切なことがふたつある。

ひとつは期待値。

何も考えずに行動すると自分の感覚がスピードの尺度となる。

自分が早く反応したつもりでも、相手が遅いと感じれば武器は不発となる。

尺度が自分ではなく相手の感覚であることを理解しなくてはならない。

相手の期待値を見極めることが大切だ。

もうひとつは報告。

いくら相手の期待値より早く反応しても、相手にそれが伝わらなければ意味が薄い。

反応したことを確実に報告しなくてはならない。

さりげなくやっておいた、なんてのは止めて欲しい。むしろトラブルの元になる。

それから途中経過の報告も大事だ。

最終的に期待値をオーバーしても、途中経過の報告があったことで、期待値内に反応したに等しい効果を得られることは珍しくない。

 

たかがスピードと軽んずることなかれ。

スピードという武器は、みんなが思っている以上に威力がでかい。

使い方によっては、いとも簡単に大物を仕留めることができる。

その威力を理解すると、同時にスピードの怖さを知る。

怖さを知れば意識がより高くなり、仕事に切れが出てくる。

そういう人間は伸びる。

 

さて、このJSPにスピードという武器を上手に使っている者がどれだけいるだろうか。

今年JSPは問い合わせに対するスピード改善に取り組んでいる。

そして大きな成果を生んでいる。

商売において、スピードが価格と同様に、時にはそれ以上に価値を生むことを多くの者がすでに知っている。

しかし、まだまだ十分とは言えない。

もっともっとスピードという武器を深く理解して欲しい。

そして効果的に広く使って欲しい。

上司の指示にはもっと早く反応して欲しい。

社長の指示ならなおさらだ。

反応スピードを意識し、相手の期待値を見極める訓練をして欲しい。

過剰な余裕を見て期限を設定するのは止めて欲しい。見抜かれたら最悪だ。

期限ギリギリで大丈夫という感覚をなくして欲しい。

時には柔軟に仕事の優先順位を組みなおして欲しい。

重い仕事こそ、スピードを意識して欲しい。

スピードで私を感動させて欲しい。

 

初めて吉野家に行った時、牛丼が出てくるスピードに驚いた。

いつ電話してもワンコールで受話器を取る取引先に驚いた。

突然の連絡にもすぐ駆けつけてくれたガラス修理業者にも驚いた。

だれしもスピードに心を揺さぶられたことがあるはずだ。

それは偶然ではない。

彼らがスピードという武器を使った結果に過ぎない。

おわり

 

[本日の写真]
商品管理部の作業机に設置したデスク上置棚。
納品書と送り状をセットする作業、いわゆる伝票組みをする時にちょっとした書類の避難場所が欲しいという声を受けて購入した。
パートさんとの雑談からすぐに購入を決定、商品選定、発注、設置まで、トータル3日ほどで完了。
ここで私は存分にスピードという武器を使った。
効果はいっぱいあったと思う。まずはパートさんが喜んでくれた。スピードに驚いてくれた。
きっと大事に使ってくれるだろう。きっとJSPという会社に好感を持ってくれただろう。
JSP基準のスピードを肌で感じてくれただろう。責任感が増すだろう。家族や友人に話してくれるだろう。
作業がしやすくなっただろう。そしてまた喜んでくれるだろう。
もし設置にだらだら2週間もかかっていたなら、その効果は半減してしまうはずだ。
どうせやるなら早くやろう。後でもいいならいっそ止めてしまえ。早い話しが、そういうこと。

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