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オレは怒っている! 「漁協編」

2020年4月7日(火)

 我々に関係する漁業協同組合は、愛知県の某協同組合の○○支所。

 まぁ、名前を伏せるまでもないが、横文字で言うなら、「ウエストラグーン支所」というところ。

 わが社は10年以上前から、「海面使用料」の名目で○○支所に使用料を支払っている。

 周知のとおり、天下の大海原を航行するのに誰の許可も必要ない。すべてにおいて許可が必要ないかといえばそうでもないが、一般的にそういう解釈で正しいはず。

 国土交通省のお墨付きの「小型船舶操縦士」なる資格を有するものであばレジャー船を自由に航行出来る。

 そう! 航行の権利を有しているのだ。

 それなのに、毎年「海面使用料」の名目で請求されてきたし、言われるがままに支払いしてきた。

 それでは、その使用料なるものを払う必要がないという理解の上でなぜ支払いを続けてきたのか?

 知っての通り(知らんか?)、漁業権というものは非常に厄介な代物で、海面を使用してなにがしかのイベントごとをするとき、業務上ブイ打ちをしなければならない時など、必ず漁協の「同意」が必要となる。

 ヨットレースの際のブイ打ちにしても海水浴場のネット打ちにしても何でもかんでも漁協の同意が必要なのだ(漁業権域内では)。

 我々はマリーナを営むゆえにしばしばそういう場面に直面する。だから、漁協に対しては腫物に触れるように神経を使うのだ。

 早い話、常にご機嫌を伺い、へそを曲げそうになったらすぐにご機嫌取りをしなければならない。

 だから、払う必要のない「海面使用料」も、盆暮れのお中元、お歳暮だと言い聞かせ、納得出来ないまま不本意ながらお付き合いをしてきた。

 「私が怒った!」発端はこうだ!!

 年初にいつも通り、2020年の通行料の請求書が私のデスクに回ってきた。

 見るのも腹立たしいので、目くら判を押して経理に回した。

 すると、「社長、昨年の1.5倍になっていますが、間違えじゃないですよね?」と請求書が戻ってきたのだ。

 100歩譲って、その説明があらかじめあればまだしも、何の説明もないまま50%もの値上げをしてきた支所のその無礼な態度に憤慨して、私はすぐに電話でその理由を尋ねた・・・・・・・・。

 そして、組合を訪ねたのだ。

 (途中省略)

 支所長:「説明はしてあるはずだが、してなかったか? わるいわるい、はっはははは。

 私:「説明は一切受けていません。値上げの根拠を示してください。」

 支所長:「まぁ、あれだ。家賃と同じで大家の一存で決める。それと同じだ。通行料はオレが決める」

 私:「値上げをする際の事前の通達すら必要ないのですか?」

 支所長:「それは職員に任せているので私は知らない。」

 私:「それがお金を受け取る側の態度ですか? 私はあなたの客ですよ? あなた、何様のつもりなんですか?」

 私:「それじゃあ、もし支払いを拒否したらどうなるのでしょう? そもそも私は支払う義務などないと思っていましたが、余計な摩擦を避け、盆暮れのお中元やお歳暮と言い聞かせて支払ってきました。」

 支所長:「払わなくてもいいぞ、その代わり海は一切使わせない」

 私:「お言葉ですが、あなたの言う海を使うのは私どものお客様であり私ではありません。通行料とおっしゃいましたが、だとしたらお客様から徴収してください。」

 支所長:「おまえのところの客だろ? お前が徴収しろ。法律で決まっているのだから。」

 私:「はぁ?(こいつ何を言っているのかわかってるのか?と思いながら)、本気ですか?」

 支所長:「本気だ」

 私:「支払いを拒否したら、私も我々のお客様も海は使ってはいけないということなんですね?」

 支所長:「そうだ」

 私:「もう一度聞きますが、支払いを拒否したら何人たりとも海は使えない。使うなら金を払わなきゃいけないんですね? 法律で決まっているんですね?

 支所長:「そうだ」

 私:「わかりました。話になりませんので帰ります。」

 まぁ、こんな感じで物別れに終わった。

 まぁ、それだけのことだけど・・・・・・・・。

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