世の中、結果がすべて?
人によっては、『世の中、結果がすべてだ!』と言う者もいるが、本当にそうだろうか??
残念だが、私はその通りだと思う。
スキル(能力)は訓練によって培われ努力によって磨きがかかる。いわゆる「実力」ってやつは頑張れば誰にでも身に着けることができる。
しかし、実力があるからと言って結果が残せるものではない。「結果は後からついてくる」と言う者がいるが、それについては私は違うと思う。相撲でもゴルフでも野球でもサッカーでもそうだが、実力なんてものはプロのレベルになれば大差ない。しかし、結果は大差がつく。
ゴルフなんてのは最たるもんだ。18ホールパー72で上がるやつと73で上がるやつの実力の差なんて「ある」って言える?
それを4日間やって3打差で、例えば優勝と3位では天と地ほどの評価が違うのだから、実力と結果は比例しないってことがよくわかる。
それでは実力が同じでも結果に差が出るのはなぜなのか? それは、「覚悟」に差があるからだ。「執念」「気迫」「根性」の差とも言える。
もって生まれた高い身体能力に磨きをかけ競い合うプロスポーツ界とは違い、我々が生きる一般社会(いわゆる仕事)での競争などに高い身体能力はさほど必要ないし、能力(実力)を上げるために費やさなければならない時間もスポーツ選手とは比較にならないくらい必要としない。だから、「結果の差」はすなわち「覚悟の差」だと私は信じている。
そこで私は社員のみなさんに言いたい。「実力なんて関係無い! 覚悟を持てば結果は出せる!!」と。
そして、誰かに従うのではなく、言われるからやるのではなく、自分自身の意思で「本気」でやってほしい。本気でやれば結果が待ち遠しくて、その結果がよければ喜びはひとしおで、悪ければその悔しさは耐え難く、次こそはとリベンジに燃える。燃えるから結果が出る。
このスパイラルを起こすことが出来れば結果は加速度的に残る。結果を量産することができるのだ。
更に欲張れば、その結果の「質」「品格」にこだわることが出来ればもう一流の域だ。
仕事は本来楽しいものでなければならない。楽しむためにも「覚悟」を決めて「本気」でやってほしい。
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