給料
社員にとって一番の関心事は何かを考えてみた。
コロナやウクライナのこと、円安やガソリン価格高騰のこと、会社の福利厚生や給料のことなど、さまざまかと思うが、やはり何と言っても「給料」に関心が一番高いのではと思い、給料 をテーマにしたブログを投稿します。
日本国憲法は、 「教育」 「納税」 「勤労」 を国民に義務付けている。
給料は、日本国民の義務である 「勤労」の対価だから、勤労した者は給料を受け取る権利を有していることになる。
日本は社会主義国ではないので、給料と言う対価は一律ではなく、人よりたくさんもらうためにはたくさん働くか、高効率に働くか、価値の高いものを創造するかして生産性が向上する。
価値は市場が決め、競争することでその価値や生産性が向上するという原理に基づいています。これが市場原理または競争原理というものだ。
この原理のもとで日本経済や世界の経済は成長してきたが、日本はバブル経済崩壊後の約30年間もの長きにわたり成長していない。賃金もしかりだ。物価上昇分を差し引けば、実質賃金は下がってしまったという惨状だ。世界に類を見ないほど悲惨な状態で、まさに日本は落ちぶれてしまった。
一方ジェイエスピーは、30年順調に成長を遂げている。
それではなぜ日本は落ちぶれて、ジェイエスピーは成長を遂げることが出来たのか?
答えはいたってシンプル。それは、原理に忠実に従ったか、従わなかったかの差。それとチャレンジをしたか、しなかったのかの差だ。
「働かざる者食うべからず」と言うが、勤労は国民の義務だから全国民はすでに働いており、実際に「食う」ことは出来ている。しかし、今我々は「食う」ためだけに働いているわけではない。物質的にはさらに豊かに、そして心の豊かさも求めてもう一段上の豊かさを手に入れるために働くのだ。と言うより、そこを目指さなければ残念な人生を送ることになってしまうのではないだろうか?
もちろん考え方や価値観は人それぞれなので、私の価値観を押し付けるつもりはないが、私はそう考えている。
行き過ぎた競争による格差が生まれたり、ルールに縛られ自由が制限されるなど社会環境が一昔とは違うなどのハンディキャップはあるが、だからと言って挑戦しない理由にはならない。
競争に勝ちさえすればそれでいいのか? 効率化のためには何をしてもいいのか? と言えばそれは違うが、少なくとも、追いつき追い越して、追われる立場になったら引き離すための努力をしなければならないし、追う背中が無くなったら新たな背中を見つけるか、新しい何かを創造したほうが有意義だし、人生も充実するはずだ。
ジェイエスピーのルーツはジェットスキー屋です。町の小さなジェットスキー屋はジェットスキーの売上が100%だった。しかし今、やジェットスキーの売上は半分以下にまで下がった。利益金額にすれば30%ほどにまで下がっている。
6月現在、ジェットスキーが占める売り上げは全体の20%強となっており、ジェットスキーへの依存度はどんどん低くなっている。
もしジェイエスピーが挑戦をし続けていなければ、ジェットスキーがほとんど供給されない今期は致命傷を負い、存続の危機に直面していたはず。
リスクを恐れて何もしない、また現状に満足して変化を嫌う会社であったとしたらと考えると背筋が凍る思いなのだ。
挑戦し続けること、それこそが最大、最善、最強のリスクヘッジだ。
石橋をたたいて渡らない、やらない理由を探す、失敗を人のせいにする人生よりも、石橋を叩いて渡る、可能性を追求する、人の成功を応援する人生のほうがワクワクする。
私は常々、何事も既存の活性と新規開拓であり、その両方をバランスよく取り組まなければならないと言っている。仕事もまたしかりだ。
社員のみんなの業務において既存の活性とは何か? それは、「改善」。そして新規開拓とは「チャレンジ」。
今やっていることをより多く、また効率的に達成には「改善」を続けることだ。そして、「チャレンジ」することで可能性が広がりチャンスがやって来る。
両輪がバランスよく回ることで推進力が安定して、目指すゴールに最短で到達することが出来る。
そして、それが会社の業績に反映され、給料アップが実現する。それが正しいスパイラルだ。
社員のみんなには、「改善」をすること、「チャレンジ」すること、そして会社の取り組みやビジネスそのものに興味をもって「口出し」すること、この3つを行うことが『勤労』と考えてもらいたい。
会社は、社員の挑戦を全面的に応援する。
自分に無いものは同僚に協力してもらい、また会社に要求してチャレンジを成果に繋げて欲しい。小さな成功を積み重ねていけば、必ず大きなチャンスがやってくるはずだ。
そのために、まずは興味を持つこと、関心を持つことから始めよう。そうすれば必ずそこに「なんで?」という疑問が生じる。
「なんで?」が最初の1歩。最初の1歩を踏み出せばあとは勝手にもう片方の足が前に出る。
生産部門が取り組んでいるSNSやブログ、ネオメール、委員会活動の取り組み、販売管理や商品管理、デザインの業務に少しだけ関心を寄せてみて欲しい。たぶん、「なんで?」だらけだと思思う。。
ジェイエスピーにもっともっと興味を持っていろんな「なんで?」を探せば、そこから自分の成長への1歩が始まり、仕事が必ず面白くなる。
ただし、「なんで?」って思うだけではダメだ。勇気を出して言ったりやったりしなければ何も変わらない。
何はともあれ「行動」して欲しい。そうすれば必ず給料は上がる。
以上。
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