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実体のない好景気・地球温暖化に警鐘??

2020年2月21日(金)

 日本は好景気と言われているが、実際に好況感に浸っている人はどれくらいいるのだろうか?

 日本の平均所得は560万円。児童有り世帯で740万円。高齢者世帯で320万円

 ここでいう所得は一世帯当たりの所得を言うのだが、62%の世帯が平均の560万円以下となっている。

 そして、日本人一人当たりの平均収入は440万円

 これらの金額を見てどう思うかは人それぞれだが、多くは、世帯所得、一人当たりの平均収入ともに「意外と高いんだなぁ?」と感じるはず。そしてそれには明確な理由がある。

 いわゆる「格差」が日本でも広がり、格差社会が浮き彫りになっているという事で、一昔前に比べて1億円、10億円、更にそれ以上の収入を得ている富裕者が格段に増えており、それが平均収入を押し上げているという事。

 一方、年収中央値というデータがあり、その中央値が360万円

 大多数の感覚に近いのが、この中央値ではないだろうか?

 という事で、日本の好況感を実感しているのはごく一部の富裕層であり、その富裕層が富を独占し始めていると言える。

 まぁ、その実態の是非はともかくとして、現状はそういう事になっている。

 そこで、年収1000万円以上の日本人はどれほどいるのか?

 年収1000万円~1500万円の日本人は、3.6%

 年収1500万円~2000万円以上は、0.78%

 年収2000万円~年収2500万円は、0.25%

 年収2500万円以上が、0.33%となっている。

 

 また一方で、年収500万円未満の日本人は79.35%となっており、約8割が500万円に達していない。

 ちなみに、年収400万円未満で54.23%で、300万円未満が36.99%となっている。

  給与所得者数を5,000万人とすると、年収2,500万円以上は165,000人となり、年収500万円以下は4,000万人となる。

 この数字を見て私が知りたいのは、年収2500万円以上の0.33%の日本人が一体いくら稼いでいるか?である。

 人の事が気にならない者もおろうかと思うが、スケベで卑しい私はやっぱり超富裕層がどれほど稼いでいるかが気になってならない。

 世界の話にはなるが、世界一のお金持ちは、アマゾンの創設者のジェフ・ベゾスで、14兆4100億円で

 2位がマイクロソフトの創設者のビルゲイツで、10兆6150億円だそう。

 そこまで行くと実感もわかないので、もはや悔しいとか羨ましいという嫉妬さえも感じないし、当の本人は景気なんて興味も無いと思うが、我々零細企業の経営者としては、少しでも好景気の恩恵が庶民にもたらされ、日本社会に活気が取り戻されることを願っているのだ。

 我々の業界の一年を占う「ジャパンインターナショナルボートショー」がパシフィコ横浜で3月5日から4日間開催される予定だったが、昨日中止が決定した。

 後に続く多くのイベントもことごとく中止の様相だ。

 新型コロナウィルスに翻弄される2020年の幕開けとなってしまったが、この脅威はいったいいつまで続くんだろうか?

 気温と湿度が上がれば収束に向かうとも言われるが、6月までこの勢いで感染が拡大したら?と思うと背筋が凍る。

 このウイルス発生は、実体を伴わない好景気、地球温暖化など人類に対する警鐘と感じるのは私だけか????

 

 

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