総力で戦えるかはリーダー次第
すでに7月も中旬。まさに待ったなしの局面を迎えています。ここで大きな機会損失を出すことは許されないということ。そして、ラストスパートのためのムチの入れどころと言うことをしっかり認識してください。
10日後にはオリンピックが開催されますが、世界各国からこのオリンピックのために精鋭たちが集まり熱いレースが開催されます。
レースはライバルが目に見えますが、我々のビジネスはオリンピック競技とは違って前を走るライバルも後ろを走るライバルも見えません。しかし、ビジネスもレースと同じで必ずライバルがいてそのライバルに勝利しなければ生き残ることはできません。
目に見えないライバルに打ち勝つことがビジネスの醍醐味で、私はそれが楽しくて仕方ありませんでした。その醍醐味を味合うために仕事をしてきたと言っても過言ではないし、その醍醐味を一人でも多くの社員に味わってもらいたいといつも思っていました。
特に生産部門のグループリーダーにはそういう価値観を持ってもらいたい。
踏むべき時にアクセルを踏む。目前に迫る分かれ道を瞬時に選択する。持久戦に持ち込むのか短期決戦に持ち込むのか、状況判断して取るべく体制を整える。
優先すべきは絶対に間違えない。など、リーダーはライバルに勝つために迅速で確実な采配をする。
常にチームが最高のパフォーマンスを発揮するためにリーダーが努力を惜しまなければ、たとえ競争に負けたとしても必ず次は勝利することが出来る。逆にリーダーが努力を怠ったり、采配に失敗したり、そもそも采配しなかったら絶対に勝利は手に入らない。
リーダーとはそれほど重い責任を背負っているということ、部下の生活を背負っているということを覚えておいて欲しい。
小さな成功を重ねて大きな成功のチャンスを伺う。成功体験の数が信頼に繋がり、信頼が一体感を生み、また強くなって常勝軍団になっていく。
そういう組織を自律する組織と言い、ジェイエスピーはそういう循環を生む会社を目指す。
例えばジャイアンツのように、一流選手を集めて個々の力で勝つのではなく、広島カープのようにチームワークで勝利する会社にする。そのためにリーダーは時に先頭を走りチームを引っ張り、時に後ろに回って采配し、チームを勝利に導いてもらいたい。
雄太、周平をはじめとするグループリーダーはその責任を肝に銘じて大事な終盤の采配をして欲しい。そして、私や専務が兼務するポストを埋めてくれる次のリーダーの登場を切に願っている。
2021年は予想通り厳しい戦いとなっていますが、残す終盤を全員一丸となってラストスパートしましょう。
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