「買うに驕らず、売るに卑屈にならず。商売はいつも等価交換だ」 「類は友を呼ぶ」 「元社員O」
「買うに驕らず、売るに卑屈にならず。商売はいつも等価交換だ」は、ジェイエスピーの企業理念にある一文です。
100万円の現金と、100万円に相当する価値がある物またはさービスを交換することが商売だということ。そしてその考えに基づけば、お客様にへりくだることも、客の立場になった時に思い上がることもあってはいけないという意味です。
私は、今年2月1日付で懲戒処分にした元社Oの負の遺産を整理するために、この2か月間を第1営業部1課でほとんどの時間を費やしているのですが、次々と明るみになる不正を目の当たりにして心身ともに憔悴しています。
不正の尻拭い、お客様対応の追われながらも役割分担やルールの見直しを進め、新たに本社からスタッフも迎え、少しずつですが正常を取り戻しつつあります。まだまだ新たな不正や耳を疑うお客様との口約束に唖然とすることが後を絶ちませんが、長いトンネルを抜ける目途がようやく立ってきました。
懲戒解雇した、元社員Oに密接に関わった客(本来は大事なお客様ですが)のほとんどは関わってはいけない種類の人種でした。関わってはいけない人種と継続していた取引きの整理と処理を進めることは、それはそれは骨が折れます。「類は友を呼ぶ」とはこういうことだと痛感しています。
そろそろその処理や整理も見通しが立ってきましたが、元社員Oとその客がジェイエスピーに蔓延っていたのかと思うと背筋が凍ります。想像もしたくないし恥ずかしくて穴があったら入って出てきたくない気分になります。
お客様が店や会社を選ぶように、我々もお客様を選ぶ権利があるということ、と言うより「責任」があることを元社員Oは改めて私に教えてくれました。
ジェイエスピーに集うお客様や仕入先、外注業者は、ジェイエスピーが選別しなければなりません。ジェイエスピーは誰にも後ろ指を指されず道のど真ん中を堂々と胸を張って歩いていくのです。今までもこれからも!という気持ちを忘れず、責任を持って選別する必要があるのです。
元社員Oに教えられるとは情けない話ですが、関わってはいけない友を呼ぶ「類」には決して成り下がらないよう気を引き締めなければいけません。
今、襟を正し直す時だと実感しています。
特に、ボートやジェットスキーの販売に携わる社員と、取引開始を決定する権限を持つ社員を心して指導・教育をして、『買うに驕らず、売るに卑屈にならず。商売はいつも等価交換だ』の精神で、良い友を呼ぶ『類』にこだわり、責任を持って友(お客様や取引会社)を選別し直すのです。
以上。
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