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【専務の景色】自律する新生ジェイエスピー

2018年7月14日(土)

早いもので第30期も後半に入ったが、あらためて今期JSPのスローガン『自律する新生ジェイエスピー』について考えてみた。

自律とは、好き嫌いや気分、思いつきではなく、自らの意思で目標や規範を立てて行動することだ。

社員が自主的に行動し、社員が自身の成長を実感し、喜び、自信を持って仕事ができるようになろう、というように私は解釈している。

私はプライベートでの自律にはいい加減だが、仕事における自律は大事にしている。仕事は本来、面倒な仕事、気の進まない仕事がほとんどで、そんな仕事をコツコツやるからこそその先の高い目標に到達できる。その達成感こそが自律するモチベーションにつながる。私はこのスローガンに深く共感できる。

ふと気になった。

このスローガンには、自律する新生ジェイエスピーとあるが、実現には社員の自律だけでなく組織の自律も必要なのではないか。

では組織の自律とはいったい何だろうか?

組織の自律について、私なりの解釈はこれだ。

組織の自律とは、意思決定、意思伝達、危機管理、人事、規範、文化形成、指導教育を確立、整備すること。

意思決定とは、重要な判断をだれが行うのか、だれが行う権限を持っているのか明確にすること。

意思伝達とは、意思決定したことを会社の隅々まで伝達する仕組みのこと。

危機管理とは、会社の危険を最小限に抑えるための準備をしておくこと、あるいは非常事態が発生した時、どのように対応するのか想定しておくことである。

人事は、適材適所の人員配置、適正な評価制度。

規範は、文字通り会社のルール。

文化形成は、ルールみたいに明確な線引きはない曖昧なコンセンサス(合意)。実はこれが大事だと思う。正しさを守る、礼儀を尊重する、ルールを守る、掃除をする、顧客満足を考える、助け合う文化など。ルールが縛ることなら文化は自然と集まること。

指導教育は、ノウハウの共有と継承、学習支援など。

これらが確立、整備された組織は、どのような事態においても混乱することなく安定して機能し、自らの意志で高い目標に向かって成長していける。

逆にそうではない組織は、トップがいないと何も機能しない非自律型組織となってしまう。

これはよく私が口にするガバナンスとほぼ同じだ。厳密な意味はともかくとして、私にとって自律とガバナンスはほぼ同じこと。

専務という立場にいる以上、当然会社組織の自律を推進するつもりだが、なにも組織は会社全体だけを指すものではない。各部門や委員会、チームなども組織のひとつである。組織のリーダーには、ぜひこの『組織の自律』を自身の役割に付け加えて欲しい。

おわり

 

[本日の写真]
お弁当。
長男の泰成が今年高校生になり、給食から弁当になったのでついでに私のも。
この弁当が私に小さな変化を与えることになる。
結婚して20年余り、食洗器のスイッチすら押したことのなかった私が毎日自分の弁当箱を洗うようになった。
理由は感謝。
ある日おいしい弁当に猛烈に感動した私はつい弁当箱を洗ってしまった。
この行動に対し、妻が予想以上に喜んでくれた。
そしてもう後戻りはできなくなった。
自律とは違うか? 違うな。
IMG_0422[1]

 

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